マンモストーク Vol.3、終わりました。

7月23日水曜、東京体育館の第3会議室でマンモストーク Vol.3をやってきました。

今回は珍しく、私、上野がメインスピーカー側でした。ファシリテーターは中野トモコさん。中野さんの進行に助けられながらの90分でした。

テーマはこれです。

「時代に振り回されながら、生き抜いてきた話」

軸としては、氷河期世代とインターネット革命、そしてAI革命。この3つを行き来しながら、AI時代に私たちマンモス世代はどう生きていくのか、という話でした。

今日は、みなさんが主役

冒頭で伝えたのは、「私が一方的に教える会じゃない」ということ。

「今日の主役は、みなさんです。この世代を生き抜いてきた、その経験そのものが価値です。」

あわせて、ルールを一つだけお願いしました。

自分の意見は、自分の意見。他の人の意見は、他の人の意見。押し付け合わない。でも、ちゃんと言う。

私、けっこう率直に喋るタイプなので、最初に「同意しなくていいですよ」って線引きしておきたかった。これ、やってよかったなと思います。

音楽をやってた頃の話から

CHAPTER 01では、私自身の話をしました。

若い頃、本気でミュージシャンを目指してたんです。でも、うまくいかなかった。その後、インターネット業界にシフト。個人サイトから、ブログ、SNS、アプリと、時代とともに表現の場所が変わっていった。

音楽 → ネット → 事業 → AI。

キャリアとしてはめちゃくちゃです。でも「何かを表現したい」って気持ちだけは、ずっと変わってなかった。

 

最初のグループトーク。

「時代変わったなと思うことある?」

隣の人と1分ずつシェア。ここでもう、場の空気がすっと温まりました。

氷河期世代は、実は変化に強い

CHAPTER 02は、氷河期世代の話。

「不遇の世代」と言われがちですが、視点を変えると「変化に耐え続けてきた世代」でもあります。

バブル崩壊、就職氷河期、リストラ、インターネット、SNS、スマホ、コロナ、AI。これ全部、私たちはリアルタイムで生きてきた。しかも、文句を言いながらも、ちゃんと適応してきた。

独学、試行錯誤、観察力、コスパ感覚、一人作業、そして工夫。これって、いまの時代にすごく必要な素養なんじゃないか。

 

2回目のグループトーク。

「弱みが、強みだった経験は?」

第2回で多胡さん・今井さんが引き出してくれたテーマの続きです。人前で話すのが苦手だったから、人の気持ちを読めるようになった。就職で苦労したから、「どこでも生きられる」自信がついた。そんな話が次々に出てきました。

 

AI時代は、脅威か、チャンスか

CHAPTER 03はAIの話。今回のイベント全体のいちばん大きなテーマでした。

私自身、日々AIと向き合っていて「怖くもあるし、楽しくもある」というのが本音です。でも、一つ確信していることがあります。

AIは、個人にとってのチャンスでもある。

昔は会社が強かった。発信できるのは限られた人だけだった。でもいまは、個人でも戦える。ひとりでアプリも作れる。工夫する人に、風が吹く時代です。

そして私たちは、工夫することに慣れてる世代。実は氷河期世代こそ、AI時代を楽しめるんじゃないかと思っています。

3回目のグループトーク。

「AIに代替されない、自分の強みは?」

「人の話を聞く力は、AIには真似できない」「泥臭い現場感は、経験でしか身につかない」「なんだかんだで、失敗した数がAIに勝ってる」

こういう答えが、笑いながら出てくる。この空気、いいなと思いました。

AI時代だからこそ、人間力

40分のグループディスカッションでは、みなさんそれぞれの人生をちゃんと言葉にして話してくれました。しんどかった話、後悔してる話、いま迷っている話も混ざる。それを共有できる場があるって、あらためて価値があるなと感じました。

そして、印象的だったのが、代表の阿部さんも投稿で書いてくれていたんですが、**「AIの時代だからこそ、人間力が試される」**という感覚が、参加者のあいだで自然に一致していたことです。

未来のことを詳細に予測するのは難しい。でも、私たちが持っている泥臭い経験や、現場で叩き上げてきた知識は、そのまま人間力そのもの。AIと組んで、私たちの人間力を活かしていく。マンモス世代にはそれができる。そういう空気が、あの40分でちゃんと共有できた気がします。

懇親会は、昭和のテレビ話で盛り上がった(笑)

正直に言うと、懇親会の方がもっと盛り上がりました(笑)。

そして、最終的に一番盛り上がったのが、ドリフと、アメリカ横断ウルトラクイズと、風雲たけし城

「ドリフの土曜8時、家族で見てたよね」「ウルトラクイズの成田空港のジャンケン、社会現象だった」「たけし城、竜神池に落ちるのを笑いながら見てた」

こういう話が、次から次に出てくる。世代で完全に通じるから、細かい説明ゼロで爆笑になる。

同世代だから、分かる。しかも、マウント取ってこない。マンモスの会の一番いいところです。

AI時代に、なぜリアルで集まるのか

このイベントを終えて、あらためて思ったことがあります。

知識だけならAIが教えてくれる時代です。でも、自分の経験を振り返って、言葉にして、仲間と共有する。これは人間にしかできない。しかも「同じ時代を生きてきた仲間」とやると、価値が何倍にもなる。

私たち氷河期世代は、それぞれの場所で、それぞれのタイミングで、孤独に生き延びてきた世代でもあります。だからこそ、こうやってリアルに集まる場所が、いま必要なんじゃないかと思うんです。

AI時代だからこそ、人間同士のリアルな時間の価値が上がっていく。

 

 

あとがき

初めてメインスピーカー側に回ってみて、思った以上にたくさんの学びがありました。

人前で話すと、参加者の顔がよく見える。そのひとりひとりに、私たちと同じような物語がある。「時代に振り回されながら、生き抜いてきた話」は、私だけの話じゃなくて、あの場にいた全員の話だったんだと、いま振り返って思います。

私はパソコン仕事が多いのと話すとしても数人での打ち合わせが多いので大勢の前で話す機会は少ないのです。

このような機会を頂けましたことを感謝します。

ご参加いただいたみなさん、中野トモコさん、代表の阿部さん、運営メンバーのみなさん、ありがとうございました。

またイギリスの新聞社 ザ・エコノミストの取材も入りました。

取材して頂いた飯田さん有難うございました(●´ω`●)

そして、マンモス会員の皆様、次登壇に指名されることを楽しみに待っていてください!^_^

ご自分から立候補ももちろんありです!

ついでに今回の会の為にAmazonKindleで本も出版しました。

参加された方には無料で配布させて頂きました。

ネタはもちろん全て私ですが、AIと音声の会話をしながらインプットしAIに編集してもらっています。

現代の本の書き方なのかもしれません。

 

 

私たちは、振り回されてきた分、変化には強い。完璧じゃなくても、不器用でも、また始めればいい。

そんな仲間が集まる場所を、これからも続けていきます。


次回のご案内

  • 8/20(水) マンモス納涼会 / BBQ懇親会 / 都内某所 / 面白企画あり
  • 9/30(火) マンモストーク Vol.4 / 登壇:一角(いちずみ)通称いっかくさん

原則、月1回開催しています。興味のある方は、公式サイトまたは公式LINEからつながってください。